wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

GPD Pocketを使ってみての所感(操作性編)

まとめると、画面はまだしもキーボードは長時間作業にはつらい風。なので、長時間これで作業することを想定するならば(特に作文やプログラミング)、外付けキーボードは必要と判断してたりします(あくまで個人の感想ですw)。

  • 本体だけだと、インタラクションや作文、プログラミングをはじめとして、長時間の作業には(まったく)向かない。キーボード等は外付けするなど工夫の余地ありだけど、本体だけでも作業が可能なのは、(最終手段的には)アリ
  • スペースが限られる飛行機の中や電車の中(含む新幹線の中)では、それなりに快適に作業可能。とはいえ、キーボードがウルトラ小ぶりなので、作業効率はたぶん落ちる
  • ディスプレイは、7インチでFHDならば、たぶんギリギリ使い物になるレベル。拡大率は150%でちょうどいい感じ。100%はちょっと使うには厳しい(個人の感想)。125%はありかもしれないけど、150%のほうがいいかな(これも個人の感想)。オレ自身は別メーカのGOLE1も持ってるけど、こちらは5インチ。GOLE1は本体だけだとインタフェースがタッチしかないので、指がでかいオレとかはもう苦行にしかならなかったw。ということで、ほとんどネタデバイス扱いにしかならなかったw。

GPD Pocketを使ってみての所感(サイズ編)

わりかしありがちな所感だとは思うけど、以下のような感じで。

  • 7インチUMPCということで、本当に小さい。ユニクロのビンテージチノの後ろポケットには入る(入れないけど)
  • ACアダプタのインタフェースはUSB-C、ケーブルもUSB-C - USB-Cということで、USBで完結させることが可能だけど、サイズはそんなに小さいとは思わない。PD 2.0に対応しているので、ANKERのPD 3.0に対応しているUSB電源とかをかわりに調達して使うのがいいのかも。

GPD Pocketを使ってみての所感(総評)

GPD Pocketを数日使って出した結論は以下のとおり。

  • 少し手のかかるじゃじゃ馬マシン

まったく手を入れずに吊るしのまま使うのはなかなか厳しいです。が、「小さい」ことはやっぱり大きな価値なわけで、手のかかる部分も楽しんで使える人だったらよいものではないかな、と思いました。普通のPCでもかかる手間はしょうがないんですが、キーボードまわりは普通のPC以上の手間がかかります(いや、マジで)。

追記:マネジメント側で出来る最大の対処

「(3)イ 脆弱性情報等に関する情報のエスカレーションプロセスの策定」の後にも考えるべきことが2つあった。
それは、「深刻な脆弱性保有するシステムに対する『システム停止を含む緊急対応』の事前策定と関係者間の合意」と「策定したプロセスが機能することの確認」。
脆弱性」が発見され、「即インシデントに発展する危険性の高い脆弱性である」ことがわかった場合に、システムに対する措置を遅滞なく行うことが必要なわけだが、この話を「都度協議の上で行う」とした場合、まず間違いなく「意思決定→通達→対処」というプロセスを踏むことになる。
しかし、このプロセスにかかる時間すらも惜しい(何もしないで攻撃される危険性が高くなる)場合には、緊急避難的な対処を行うことになる。
このような対処を行う基準を策定し、関係者間で合意を取るのが、マネジメント側が行える(というかマネジメント側が行わなければならない)最大の対処の1つであろうと考える。

あとは、「策定したプロセスがきちんと機能するかどうか?」の確認が必要である。このために机上検証が必要であることはもちろんのこと、関係者が参加しての「訓練」が有効である。

結び:現場の営みをうまく拾ってエスカレーションを行えるしくみの構築と運用が必要

脆弱性は、「早期発見&即対処」を行えればベストだが、これはシステムの規模や影響を考えるとかなりの無理筋とも感じる。
となると、脆弱性マネジメントの見地では「早期発見」「適切な評価」「迅速な対処」をいかにスムーズに行うか?がカギになる。

早期発見は「ある程度」現場でカバーできるかもしれないが、きちんとした営みとするためには全体で行うのがベストだし、適切な評価は集中的に識者陣で行うのが必要と考えている。迅速な対応は、局所的な対応だけではなく組織や企業が保有するシステム全体に対して行うとなると、やはり何らかのしくみが必要になってくる。

再発防止は「再発防止策が機能したら、発生したインシデントは発生しなかったか」がカギ

これは私見だが、再発防止策を考えるときには、考えた策を適用することで「発生したインシデントが発生しなかったか」の検証が必須と考える。
そして、「今やってること」「今やってないこと」「やるべきこと」「今やるべきこと」「今後やるべきこと」の層別が必要になってくる。