wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

GPD Pocketを使ってみての所感(その他編)

わりとどうでもいいようなよくないような点をまとめてみた。

  • 性能は意外に悪くない。WinSATの結果は、メインで使ってるマシンの1台であるThinkPad Helix(1st Gen、Core i5 3rd Gen)よりちょっと悪いくらい(気が向いたら結果載せます)
  • 筐体の加工精度はものすごく高い。閉めたらぴったり閉まる。すげえ気持ちいい。物欲満たされた感になる(個人的には重要)
  • 内蔵オーディオ(というかスピーカー)はモノラルだけど、別に気にならない(というか気にする気もない)
  • Webカメラは内蔵してないけど、別に不便でもなんでもないのでOK。どうしても必要ならば、これこそUSBカメラつければOKな世界
  • USB-CのHUB兼カードリーダーがついたモデルが届いたけど、正直いらなかったかなと感じてる。給電して充電可能なHUBを調達するほうがよっぽどいいかなと思った

GPD Pocketを使ってみての所感(お値段編)

オレの場合は、約400ドル程度の出資でGPD Pocketを入手できたわけですが、出せるのはいくらまでか?と言われると、この使い勝手ならば、たぶん6万円が限度だと思います(500ドルはまぁアリ。600ドルとか言われると、"No, thank you"となりそう)。

GPD Pocketを使ってみての所感(電源まわり編)

まとめると、「ハイバネーション設定必須」だけど、個人の責任でよろしくという感じで。
ハイバネーションを有効にすると、問答無用でストレージ上の8GBの領域を食うので、これを惜しいと思う人は有効にしないほうがいい(けど、スリープでバッテリごんごん減るよw)。

  • スリープ時の消費電力が半端なくでかい(閉じた状態で半日放っておいて触ったら「熱い」って意味わからねえw)。ハイバネーション必須
  • まだ試してないけど、先人によると、モバイルバッテリ経由での給電もできそうな風

GPD Pocketを使ってみての所感(操作性編)

まとめると、画面はまだしもキーボードは長時間作業にはつらい風。なので、長時間これで作業することを想定するならば(特に作文やプログラミング)、外付けキーボードは必要と判断してたりします(あくまで個人の感想ですw)。

  • 本体だけだと、インタラクションや作文、プログラミングをはじめとして、長時間の作業には(まったく)向かない。キーボード等は外付けするなど工夫の余地ありだけど、本体だけでも作業が可能なのは、(最終手段的には)アリ
  • スペースが限られる飛行機の中や電車の中(含む新幹線の中)では、それなりに快適に作業可能。とはいえ、キーボードがウルトラ小ぶりなので、作業効率はたぶん落ちる
  • ディスプレイは、7インチでFHDならば、たぶんギリギリ使い物になるレベル。拡大率は150%でちょうどいい感じ。100%はちょっと使うには厳しい(個人の感想)。125%はありかもしれないけど、150%のほうがいいかな(これも個人の感想)。オレ自身は別メーカのGOLE1も持ってるけど、こちらは5インチ。GOLE1は本体だけだとインタフェースがタッチしかないので、指がでかいオレとかはもう苦行にしかならなかったw。ということで、ほとんどネタデバイス扱いにしかならなかったw。

GPD Pocketを使ってみての所感(サイズ編)

わりかしありがちな所感だとは思うけど、以下のような感じで。

  • 7インチUMPCということで、本当に小さい。ユニクロのビンテージチノの後ろポケットには入る(入れないけど)
  • ACアダプタのインタフェースはUSB-C、ケーブルもUSB-C - USB-Cということで、USBで完結させることが可能だけど、サイズはそんなに小さいとは思わない。PD 2.0に対応しているので、ANKERのPD 3.0に対応しているUSB電源とかをかわりに調達して使うのがいいのかも。

GPD Pocketを使ってみての所感(総評)

GPD Pocketを数日使って出した結論は以下のとおり。

  • 少し手のかかるじゃじゃ馬マシン

まったく手を入れずに吊るしのまま使うのはなかなか厳しいです。が、「小さい」ことはやっぱり大きな価値なわけで、手のかかる部分も楽しんで使える人だったらよいものではないかな、と思いました。普通のPCでもかかる手間はしょうがないんですが、キーボードまわりは普通のPC以上の手間がかかります(いや、マジで)。