wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

2016-02-29から1日間の記事一覧

開発には期間が必要。人数を投入しようとここは変わらない

人数投入を否定するわけではないけど、それは工程の見直しが前提にあってのこと。 その前提を満たすにも、ある程度の時間を見込む必要があるし、そもそも開発には期間が必要。 2人がかりで5日のものを、5人がかりで2日でやるとかいう無茶はそもそもないし、…

要員増やすならば、工程の分割単位を見直すか、アサインする作業の割り振りを考えるべき〜それでも限度あるけど

「設計および工程の最適化によって工数は最小化されるが、限度もある」でも書いたが、最初の時点である程度勝敗が決している部分がある。ここで主に期間に係るところを見直す必要があるとなると、工程全体の見直しが必要というのが今のところの持論。「人数…

炎上プロジェクトあるある:「遅延しそうだから人数を投入」は、たいていの場合傷口を広げる

Day2の期間3年のうち10ヶ月が試験だったとして、多分この期間は短縮はできない。 おそらくは各工程を最適化し、かつ各工程で発生しうるリスクも織り込んだ結果だろうからだ。システム統合の「正攻法」という書籍の目次には、「成否のポイントは開始前にあっ…

大丈夫か?と思いつつも、きちんと段取りができたものの例

例えば、(ちょっと前のネタだが)Day2 と呼ばれた三菱東京UFJ銀行のシステム統合は、問題なく完遂した。このプロジェクトの例は、11万人月という巨大な工数を適正に割り振れた例であり(3年がかりとはいえ、移行で2600億ってのは相当でかい)、同時に動いた…

設計および工程の最適化によって工数は最小化されるが、限度もある

何かを開発するには時間が必要。 この時間を見積もるのに必要なのは、やっぱどんだけの開発をこなしてきたか(指揮してきたか)という経験。 単に経験するだけではなく、開発にかかった期間が適正であるかどうかをきちんと振り返り、次の開発に活かしている…

人月という単位

人月という単位は、「何人でが何ヶ月かかる」というような工数を数値で表すためのもの。 まぁ、だいたいこの単位とセットになるのは「○○円/人月」というお値段。 なので、何かの会社でプロジェクトとかでn人月というのが出てくると、a円/人月というお値段…

本日は代休

とりあえず、寝て起きてお昼。