wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

Xen Cloud Platform(XCP) 1.0リリースされてた(汗)

いろいろリハビリ中なのだけど、ごたごたしてる間にXCP 1.0がリリースされてた。
ISOイメージ(インストーラ)と、アーカイブが公開されてるけど、Webページの抜粋と簡単な訳を以下に(自分が知りたいだけなのだけどw)

面白いのは、ローカルストレージキャッシュとスナップショットまわりの機能/改善か。共有ストレージの負荷は(FC-SANであっても)結構バカにならんので、ローカルディスクをキャッシュに使うのは良いと思う。まだ試したわけではないけど、iSCSIを使った場合なんかはてきめんに効果が出てきそうな気はするなー。

  • Xen Hypervisor 3.4.2を含む
  • 特権ドメインは、Linux 2.6.32
  • VMの保護と復旧をサポート〜仮想マシンのスナップショット定期取得や(オプションで)アーカイブ保存を行う。このためには、スナップショット機能やエクスポート機能を用いる。
  • 共有ストレージの負荷を減らすための、ローカルストレージへのVMイメージキャッシュ
  • マルチパス構成のSANからのブート〜Xen Hypervisorを、マルチパス構成のSANからブート可能
  • Linuxゲストのサポート改善〜Ubuntuテンプレート、Fedora 13/RHEL6テンプレート,RHEL/CentOS/Oracle Enterprise Linux 5.0 - 5.5に関するGeneric "RHEL 5"テンプレートの用意
  • Windows 7 SP1, Windows Server 2008 R2 SP1, Widnows Server 2003, SLES11 SP1のサポート
  • 改善されたMPP RDAC*1マルチパスサポート〜XAPIを経由して、パス診断レポートや警告を取得できるようになった
  • VM走行中にVMスナップショットが削除された場合の(ディスク上の)領域再利用の改善
  • blktap2ドライバのサポート
  • XenCenter 5.6 FP1のWindowsベースのGUI管理ツールサポート
  • OpenStack Bexar Releaseのサポート

*1:RDACは、Redundant Disk Array Controller(RAIDコントローラといっていいものか?)。