wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

緩和されたライセンス条件〜VM上で動作するVistaで、BitLockerやDRM技術を使うソフトウェアを「ライセンス上」使えるようになってた

以下、Ultimateでの「旧来」のライセンス条項(仮想化テクノロジの部分)の引用。


6. 仮想化テクノロジの使用。
お客様は、ライセンスを取得したデバイスにインストールされた本ソフトウェアを、同じくライセンスを取得したデバイス上の仮想 (またはエミュレートされた) ハードウェア システムで使用することができます。その場合、お客様は、マイクロソフトDRM (デジタル著作権管理)、IRM (情報権利管理)、ERM (企業権利管理) などの権利管理テクノロジや他のマイクロソフトの権利管理サービスによって保護されたコンテンツを再生またはアクセスすること、また、これらのテクノロジまたはサービスによって保護されたアプリケーションを使用すること、および、BitLocker を使用することはできません。マイクロソフト以外のデジタル著作権管理テクノロジ、情報権利管理テクノロジ、企業権利管理テクノロジ、または他の権利管理サービスで保護されたコンテンツを再生またはアクセスすること、これらのテクノロジまたはサービスによって保護されたアプリケーションを使用すること、および、フル ボリューム ディスク ドライブの暗号化を使用することはお勧めしません。
で、新しいやつは以下のようにかわっていたり。
これは、Home Basic, Home Premium, Business, Ultimateのいずれにも適用される内容。
余談だけど、Vista Enterpriseでも同じようになってる。

仮想化テクノロジの使用。
ライセンスを取得したデバイスで本ソフトウェアを直接使用する代わりに、お客様は同じくライセンスを取得したデバイス上の 1 つの仮想的 (またはエミュレートされた) ハードウェア システムでのみ本ソフトウェアをインストールして使用することができます。仮想化された環境で使用する場合、デジタル著作権管理テクノロジ、BitLocker またはフル ボリューム ディスク ドライブの暗号化テクノロジで保護されるコンテンツは、仮想化されない環境のコンテンツほどセキュリティで保護されません。お客様は、当該保護コンテンツに適用されるすべての国内法および国際法を遵守することに同意されたものとします。

色つけたのはオレですが、使ってはならないといってた部分がざっくり削除されてます。
この変更された条項は、「WINDOWS VISTA HOME BASIC、HOME PREMIUM、BUSINESS、ULTIMATE、およびそれらの SERVICE PACK 1 バージョン」となってたりしますが、

  • 本ソフトウェアの過去または将来のライセンス条項と不一致がある場合は、この追加ライセンス条項が適用されます。

ともあったり。
Vista Enterpriseについては、修正されたライセンスの全文の該当部分を見ると、同じ内容にさしかわってたり。