抜け穴探すのはいいけど、結局損するのは自分も含めた全体
さまざまな規則/規約類は、「あえて判断の余地を残してる」部分があったりしますが、往々にしてその部分を突いて、抜け穴よろしく利己的に動こうとする輩がいらっしゃいます。
典型例としては、社会人/会社人として看過できない事象を見咎めたところで
- どこにも書いてないからやっていいと思った
- 決められてないことは制限がないと考えている
という回答が返って来るのがオチでございます。
規則/規約類を、(アタマをひねって現場が運用しやすいように)検討してる側がこれ聞いたならば、どう考えますかね?
それこそ
- 書いてないからやるというのであれば、書いてあればやらないんだな
という思考です。
社会人/会社人として「書いてないからいいんだ」て答えるのはかなりいかがなものか。もう子供といっしょ。
こういう返答が相次いだら、規則/規約類を検討している側からしたら「子供と同じように扱わなきゃいけないのね」というハラをくくります*1。
こうなりはじめたら、もう「わかりやすいもへったくれもない」です。
そうならないようにしたいのであれば、最低限「規約/規則の狙い」をきちんと汲み取って、
- 意図にそぐわないことは実施しない
- 不明な場合には問合せる
- 出来ないことに対して「じゃあこれは?」「じゃあこれは?」というのではなく、相手がどのような回答を提示するかをきちんと確認する
というようにしてほしいものです。
*1:あくまで一般論