wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

とある資料を見せてもらった

地域活性化に関する学生発表の資料を見せてもらった(学生対象の調査結果)。
そのうち公開されるだろうからいいんだけど、それ読んでわかったのは

  • 地元というか、その地域における就業が出来るならばしたいという意向は「間違いなく」ある
  • ところが、地方における受け皿がない
  • 就業したくない理由が、「そこでの収入が低いから」という人が相応にいる

というところか。
オレとしては、「就業したくない理由が明らかになってる」人は、その理由がなくなれば「就業してもいいのかな」というようになる、と感じる。
ちなみに「収入が低い」というのは、「数字に見える『年収○○円』の○○の部分の数字が低い」というように見えるんだが、それだけ見ても正直なところ「豊かな生活」とか「余裕ある生活」に結びつくとは思っていない。

収入が高くても、生活コストが高ければ、結局可処分所得は減る(低い)。なので、地域における収入は、その地域において生活する場合の生活コストも勘案して考えるべき。
もう一つ言ってしまうならば、「収入が高い=課税金額も高い」となり、見掛けの収入が低くても、実は可処分所得は(見かけの収入が高い人と比べても)大差ない、ということもありうる。

そういう話もあわせて考えないと、「こんなはずじゃなかった」という話があちこちから出ることになるので、要注意w>誰となく