wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

漏洩させた側がその後やるべきことは?〜おおざっぱにはこんな感じ?

もっとも、漏洩させた側が「開き直って何もしない」というのは、また別の意味で最悪である。瑕疵は瑕疵として認め、それを(自分らの努力で解決できるものならば)解決するなり、それが難しい場合には、有事に備えるなり、瑕疵が発生した原因をつきつめて、再発しないように対処する、というのはあたりまえの流れである。まだ起こってないという場合でも、「自分ところは大丈夫か?」と見直すのも必要だし、日常的に「業務なりに疑いの目」を向けてみて、疑問に思ったらなんとかしてみる、という話も(あたりまえに)必要である。

個人情報を漏洩させて騒ぎになるのは、「信じて情報預けてたのに…」という、信頼感の裏返しであるところが多い。
であれば、その期待を(漏洩という事故の発生で)裏切ってしまった企業なりは、その信頼を(現実的に可能な形で)回復する、ということでしか購えない。

しかし考えてみると、(漏洩させて大騒ぎになるほどの)個人情報を収集できるだけの組織なり取組が、そんなに「あっさり」なくなっていいはずがない。
なので、「やめる」とか「解散する」というのが(本来)最良の解決でないことは、誰の目にも明らかだろう。
となると、そういう信頼をいただいていたと認識している当事者は、「続ける」ことを模索(して、改善していくことを)するのが最良の(というよりは、(それを許される状況であるならば)ほとんどそこしか解決法がないんじゃないか、と思ったりする。

続けるにあたっての懸念を排除し、信頼回復をはかる、というのがベストということやね。