wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

とある論文誌へ投稿〜不採録になったものの、有用なコメントに奮い立つ

というところで(?)、自分で(その時点で)最良と思える論文が書き上がり、投稿をしました。査読も早いという論文誌だったこともあり、結果が返ってくるのも早かったです。
ところが、査読結果は「不採録」でした。
以前は、「不採録」を通知されたら3ヶ月は何も手がつかない状態だったのですが、度重なる不再録通知をいただき、「なぜよ?」と食いかからんくらいの勢いで査読コメントを読むことに。
詳細は避けますが、まとめると

  1. 主張はいいのだが、主張を裏付ける評価結果が足りない
  2. なぜその研究(主題)に結びついてるのかがわからない
  3. なんで今更そんなことやってるの?

1番目は、評価結果を増やし、主張を裏付ける評価結果を増やしました
2番目は、論文を読みなおして議論の流れを整理し、節を別のところに入れなおしたり、場合によっては節ごと削除して、読む人の理解を阻害しないように心がけました。
3番目は、もともとスコープはそこに絞りたかったので、目的やスコープを絞るための論述が足りないと判断しました。

採録にはなりましたが、むしろ前向きなコメントをいただき、「もう一度修正して投稿しよう」と決心。こうして出来上がった論文を、この論文の査読結果を受け取ってから数日後に、(こともあろうに)論文誌にまた投稿したのです(汗