wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

セキュリティ・キャンプ2013の応募で残念な結果だった方々へ(2)〜「やる気を重視する」のオレ的解釈

応募用紙に書いてある「やる気を最も重視する」ってのは,今も昔も変わらない.
「これ以上ないくらいにやる気を込めた!」という応募者(落ちたけど)という人も相応数いるのではないか?と感じている.
それではいったい,「どこで差が出るのか?」を書いてみようか.

  • 「やる気」と「実力」はある程度比例する
  • 書いてある内容を見ると「実力」はある程度推し量れる

「やる気はあるんだ」と主張する人は多いが,それを他の人に見えるようにしてくれている人は多いようで少ない.落ちた人のうち,来年も応募しようと考えてくれている人は,「自分の書いた内容のどこに不足があるのか」を全力で見直したほうがよいだろう.

あと,「やる気があっても内容についていけるか」というところも重要だ.
やる気があっても内容についていけないと,当人にとっても不幸なのである.

あと,同じ「やる気がある」と言ってくれてるのであれば,自分を参加させたほうがいいぞ,と思わせてくれる人を参加させたいのは普通の考えである.ところが「自分を参加させたほうがいい」と思わせるためには,いろんなやり方がある.たまにひたすら「やる気がある」とだけ主張する人がいるが,残念ながらそれだけでは何の判断も行えないし,通った人は何らかの形で「その主張を具体的に示す」ということをやってくれている.
具体的に示すための手がかりは,その年に各クラスで行う実施内容であり,応募用紙の設問にも示されている.そういうところできちんと自分の考え方や手がけていること,そして自分を参加させたほうが面白いということを主張してほしい.