ポジションペーパー方式
これ、関心が高い参加者同志で議論をするための手法としてはすごくよさそう。
- 少人数で議論をすることが前提のもの
- 必然的に関心の高い人材が集う
- 参加者全員に(主張の)公開の機会が与えられるので、「一員」という意識が高まる
というあたりがさしあたり見える効果か。
このテの手法がフィットするのは、
- ブレーンストーミングもどき
- 発展的/建設的な意見収集
というあたりか。
課題もいくつかありそうかな。この形式「だけ」を見た感じで最大の課題は、おそらく何らかの結論を必要とする打ち合わせには向かないということだろう。
繰り返しになるけど、後でまとめる前提で「意見や課題を出すだけ出してみる(ブレインストーミングみたいな感じか?)」とかいう話でもない限り、トピックのチョイスや(トピックがよかったとしても)お題の提示がまずかったりすると、議論が発散しかねない。このあたりはホスト/世話役/幹事の腕も大きく左右するだろう。
もし何らかの結論をポジションペーパ方式の会合で得たいという話になると、
- 議論の対象とトピックのチョイス
- そしてそれの伝達(要は「お題」の提示)
というあたりが重要になるだろうけど…できるのかな?いや、このあたり不勉強なモンで、自分の経験に照らし合わせた考察しか出来ないのですが…。