WebDAVにおけるバッドノウハウ〜knokさんの日記より
うーん…確かにそうなんすよね。この話と高林さんのバッドノウハウと「奥が深い症候群」を読んで思ったのは、
- ソフトウェアの複雑怪奇な仕様
- 当該ソフトウェアの長寿命化
という二つの組みあわせ以外にも
- 仕様不在な部分における多様な実装の存在
- その中でも筋の悪い実装の普及
というのもあるのではないか?というあたり。
ついでにいうと、これは別にユーザが悪いわけではなく、大半のユーザがPCを買ってきてすぐに使えるWindowsに搭載されている実装がそうだった、という話である。
実はWebDAVにおける名前空間のencodingまわりのごたごた(mod_encodingを開発することになった大きな理由)は、元を正すとURI名前空間のencodingの標準に「これ」というのがなかった*1がために発生したというのがオレの考えです。
仕様不在のためにどうしようもない部分を(いわば)力任せに解決したのがmod_encodingともいえるでしょう。
とりあえず、knokさんがかかれてた「バッドノウハウ」をオレなりに解釈した結果だったりするけど…(汗)。
*1:というか今もないような気がする…