wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

PacketiX VPN 2.0 Free Edition 提供形態の変更について

提供変更とは書いてあるものの、非営利目的の研究用途のみに限定ということで、実際は提供終了みたいなモンか。
ライセンスの形態が変わろうと何しようといいんだが、意見の中に「使い方によってはセキュリティホールの要因やシステムクラックのツールともなりうる」とあるあたりがすげぇ気になる。
そりゃそうだよなぁ。ヘンな話だけど、SSHだってセキュリティホールの要因やシステムクラックのツールにもなるわな。

ただ、配布形態を変えたからといって、それが免罪符になるかというとそういうわけでもない。というのも、オフィシャルに検出/通信停止の手段が準備されているように見えないからだ。その点、SoftEther V1は、オレの中の評価は高い。かなーり遅れはしたものの、止める方法を準備した。V2もがんばればできるのかもしれないし、もしかしたらオレの知らないところでそういう手段が準備されているのかもしれないが、よくわからん…(少なくとも、サイトで発見は出来なかった)。実際、One Point Wallでは実現できている(二重のトンネルを開設された場合とかに制限あるみたいだけど)。

システム管理者の苦労はわからんわけではないけど、姿が見えるところ「だけ」に要望を集中させるのは、ちょっと見苦しいのではないかとオレは思う。こんな状態を見てると、SoftEtherがリリースされた直後の公開停止を思い出す。だが、PacketiXは、SoftEter v1よりは考えて作ってあるなぁ、とも思わされる、例えば、SoftEther v1はSSH経由のトンネルが出来るようにしていたけど、PacketiXはその機能をあえて削っている。プロトコルも公開されている(と記憶(今サイトが接続できない…))。*1いいたかないが、かなーり手加減した作りになってると思うのだ。

…文句言うのはいいけど、言ったところで何もかわらんよ?>誰となく

*1:公開されてなかった…orz