wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

世界に“コンピュータ”は5つあれば足りる

matzさんの日記に紹介されてたり。
集中と分散を行ったり来たりしてる、というのは同感。
ただ、5台のコンピュータ、というのはどちらかというと「外から見ると集中システム」だけど、中が「分散システム」という形になる、という形。

マクロな観点からは、グリッド系は集中システムといえるけど、ミクロな視点からは分散システムだし、もしかすると分散システムの系を構成するのが、過渡期では個人のコンピュータという可能性だってありうるわけだ(というか、個人のコンピュータに依存したグリッドシステムはすでにあるし)。

また、いくら5つあればといっても、それまでぶん撒かれたコンピュータがなくなるわけでもなく、また、ネットワークを支えるためのルータやスイッチもコンピュータ。

でっかいシンクライアントサーバと端末から成るともとれるし、そういう世の中というのも楽しいけど、そうなったらなったで、また別の動きが出てくるはず。それに、端末自体が回線から完全に解き放たれない以上、5台のコンピュータで事足りるなどということはありえない。

これは現在のシンクライアントシステムがもつ問題そのままである。
解決方法もあるにはあるが、少数の中央集権型コンピュータに全てを任せるだけでは到底おぼつかない。

…まだまだこれから、これからw