wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

リスクマネジメント〜なんでもかんでもやろうと/やらそうとするな・対策は根性論じゃねえし万能じゃねえ!

実現可能な範囲まで絞り込む。
プランはメンテナンスすることを前提に作り、メンテナンスを実施する
あと、指示する側はいいけど、実施する側は

いつ起こるかわからないことよりも、現実に対応しなきゃいけないことが山になってる

のがおおよそのパターンのはず。
ついでに言うならば、大仰なプランを作ったところで、緊急時に実施可能なのはその作ったプランの何分の一か何十分の一かだったりする。
それならば、最初からある程度事象が発生した場合のことを想定して、ピンポイントで整備したほうがよっぽどマシ。
事業継続が困難になる原因はいっぱいあるけど、それが現実のものになる可能性は低いから緊急対応なんであって、困難になる原因がいっぱいあってかつ現実になる可能性が高いとなると、

そういう状況にあるほうが問題である。

緊急対応策を作るよりも、環境や状況、場合によっては日々の運用を改善したほうがよっぽど本質的だし、コストも低く抑えられることが多い。

簡単にまとめると(まとまってねえ)

  • 事前の設計や運用で避けることが容易なものは、そっちに振り分ける
  • 緊急対応(コンティンジェンシープラン)は必要最小限の内容にとどめる

てのが大事。
ある程度最初をしのいでしまえば、復旧のための時間なり手間なり人手はかけられるはず。そうでない状況で動くための何かを用意するのが緊急対応。そのために必要な資材があるのであれば、事前に手配する。
対策ってのはそういうことだ、とオレなんかは思う。