wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ウイルス作成者を無期停学=大阪電気通信大が懲戒処分

処分量定が妥当か否か、てのは、意見分かれるところではないかと思うけど、オレなんかは妥当だと思ってたり。
オレは大阪電通大の学則を知ってるわけじゃないけど、ほかの大学の学則(早稲田大学の学則抜粋)を見てみると、懲戒処分のところには以下のように書かれてたり。


第46条
学生が本大学の規則若しくは命令に背き又は学生の本分に反する行為があったときは、懲戒処分に付することができる。懲戒は、譴責、停学、退学の3種とする。
第47条
左の各号の一に該当するものは、退学処分に付する。
一 性行不良で改善の見込みがないと認められる者
二 学業を怠り成業の見込みがないと認められる者
三 正当の理由がなくて出席常でない者
四 本大学の秩序を乱し、その他学生としての本分に著しく反した者

実際には、47条は46条に包含されるような性質のものかな。
このあたり、大学によって違う、というものでもないだろうから、同様の懲戒規定が適用されると仮定するならば…

譴責、停学、退学の3種類とあるけど、実際には停学も期限によって軽重付くだろう、と思う。
今回の処分は「無期停学」なので、退学に次いで重い処分ということになる。

逮捕当時の記事で書かれているのは

  • 同期の院生からの話:「周囲の信頼は厚く、後輩の研究の相談にも親切に乗っていた」
  • 学長の話:「学内から法令に触れる容疑者が出たことについて深くおわびする。早急に事実確認をし、適切な処分を行う」

というあたりであり、これを勘案するならば「本来ならば退学モンだけど、大学における素行が優良であるために、罪一等減じて無期停学」というところか。なので、ジャッジは妥当。

針が振り切れた人ばかりだと、得てして処分量定が重くなりかねないのだけど、そこまで振り切れた人たちばかりでもないようで、ちと安心w