wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

「ハッカー志願者にどう対応する?」て記事を読んで思うこと

そういや、ESR"How To Become A Hacker"というArticleを書いてたのを思い出したので、ざっと読むことに。
面倒な人は、山形浩生さんによる翻訳をどうぞ。

いろいろためになることが書いてあるけど、まず必要なのは、FAQの最後に書いてある一文だろうとオレは思った。

"To be a hacker you need motivation and initiative and the ability to educate yourself."

 非常に抽象的だけど、これについてはまったく同感。
 意味としては「結局やるのも続けるのも、まずは自分から」というように見えたり。
 ただこれは、単に「ハッカーになりたい」というだけで続くモンでもないとは思う(続いたら、それはそれですごいけど)。

 結局「自ら動き、楽しみ、腕を磨く」ことが、ハッカーになるためには必要不可欠だし、それは(言われずとも)すでにやってる人はやっている。最終的に「ハッカー」という尊称は、そうやってきた末に成果を出した人に対して与えられるモノである、ということではないか。

 「気がついたら〜」というのは言いすぎかもしれないけど、あまり「ハッカーになる」ということにこだわらず、動けばいいのではないかと。たぶん「自ら動き、楽しみ、腕を磨く」ことをやり続ければ、「ハッカーになる」のはホントに二の次になるんではないか、と信じてやまないし、そういう(自分がそう呼ばれようとそうでなかろうとどうでもいいと思ってる)人は、最終的にハッカーと呼ばれることになる、と思ってたり。

 ESRの文章を見てると、かなりダメなコトw(Go to science fiction conventions (a good way to meet hackers and proto-hackers). という具合にw)も書いてあるけど、実際SF者にはすごい人がいるし、オレが過去に出会った「これは!」という人は、結構な率でSF者だったりする。どちらかというと、SFというよりは"Sense of Wonder"を重んじる人たちは、SFに行き着く率が高いというだけなのかもしれないが…。

 別に「SF小説を必ず読め」という気はないけど、"Sense of Wonder"は感じてほしい。そして「行動」してほしい。

 今のオレに言えるのは、そこまでかなぁ。

…なんかエラそうなこと書いてるよw