wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

誰のためのマネジメントシステムなのか〜みんなのためのもの

ここまで読んだら、マネジメントシステムは「誰か一人ががんばった」からどうなるものでもない、ということが直感的に理解できるはずだ。
もちろん、経営層がその取り組みを理解・推進することは必要であるし、そのために必要な現場のアクティビティも必要となる。そして、経営層と現場の間をつなぐマネジメント層による「正しい理解と実践」も重要となる。
言うならば、「組織に属する人たち」が各々のロールを理解し、全うすることが重要となる。

正直「めんどくせえ」ことこの上ないと思うだろうが*1、ある程度の規模や実績を伴う組織/会社において、マネジメントシステムがまともに機能していない(もしくはない)組織は概して刹那的になりがちになるのだろう。逆に、この部分がまともに機能している組織は、場合によっては地味目に映るかもしれないが、非常に堅い運営を行っていることがわかる。
このあたりは、日科技連のWebページをざっと見てみると、想像できるところもあるだろう(オレ自身は、実務からそれを実感しているが…)。

*1:オレもそう思っていたし、今でも実はそう思っている