wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

Vistaの仮想化関連のライセンス条項続き

DRM関係その他「コンピュータに対して割り当てる」保護コンテンツとかについてあいまいになるようなことはするな、という意味じゃないの?というのをご近所の方から示唆いただきました。確かにVMを持ち運ばれちゃ、かなりこのあたりあいまいになるからなー。
それ以外にもあるとは思うけど(共有されちゃこまるんで)、まずは。

ダウングレードの落とし穴〜必要となるXP HomeとかProfessionalのライセンスは今のうちに見積もっておいたほうがよさげ〜

VL(ボリュームライセンス)とかでVistaを購入したら、必要に応じて、(指定された)Windowsにダウングレードが可能ですが、ダウングレード後も「Vistaのライセンス条項」は引き続き有効。
XP Homeへのダウングレードパスはなく、XP Professionalへのダウングレードパスはあるけど、Vista BusinessやUltimateに適用される「仮想マシン関連の条項」は「引き続き有効」なのでご注意を。

検証目的だとどうなんだろ〜in case of MSDN〜

MSDNで使えるVista Home BasicとかVista Home Premiumの方については、MSDN事務局に問い合わせて、開発・検証目的*1であれば、Home BasicとHome Premiumの両方ともVM上へのインストールOK、という回答をもらいました。
とりあえず、検証目的であればMSDNを調達しておくのが正しい方向ということで。

*1:もともとのMSDNの存在意義を考えると、それ以外にはありえないのですが

VM上でのDRM利用を制限/推奨しない理由

もしかして、DMCA関係の話が関係してるんじゃなかろうか…。

Sec. 1201に、保護システムの回避に関する条項がある(以下は日本語訳)。
http://www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h/doc/code/DMCA-1.htm#103

そもそも回避をさせる以前に使わせないことで、ユーザに不利益を生じさせないと考えたんじゃなかろうか?とか思ったり。
他社のものも同様で、自社のものじゃないから制限は出来ないけど、推奨はしないというスタンス。
…機会があったら聞いてみよう。