ソフトウェアの法的保護(中山信弘著)
現在復刊投票中。
弁護士の尾崎先生が講師をされる際に、必ずリファレンスとして出てくる本。オレ自身は読んだことはない(復刊投票中だから、読んだことなくて当然ちゃ当然なんですが)のですが、聞くところによると
- 1986年(新版は1988年)の時点で、2004年現在アタマ抱えることも多い、「ソフトウェア関連の著作権」に関する言及がされている本。
- 本書のごく一部に暴論(?)も見られるものの、解釈としては現在でも陳腐化していない
約20年前に書かれた本であるものの、現在の混沌としたソフトウェア関連の(ライセンスとか「使用」権とかなんとかを含めた)状況に対する予見と解釈について明快に述べられてると聞く
という感じですか。
少なくとも、著作権上「ソフトウェアの使用権なぞない。使用は万民が成し得る」というのを言い切った草分けの書籍というのもあって(だったと記憶してます)、是非に読んでみたいというのが本音だったり。