Snort BoF(4)〜Winny暗号解読で分かったWinnyの実情
ホントは3番目の話(1CD-Snortの話の後)だったんですが、あえて入れ替えてます(気分の問題です)。
統計的に捉えるといろいろと面白い結果が。
- ユーザ数:23万人
- 微増傾向にある
- 実際に見つかったノードリストとファイルリストから算出
- 単純なパケットキャプチャ系の統計より多くの数を抽出できる(wakatono注:より詳細に見ることが出来るという解釈)
- 各種確率
- 交通事故で死ぬ確率:0.0083%
- Winnyで逮捕される確率:0.0013%(ユーザ23万人に対し、逮捕者3人)
- ハイテク犯罪で検挙される確率:0.0095%(ユーザ2000万ちょいに対し、ハイテク犯罪で検挙された人が1800人程度)
なお、一人逮捕するために2〜3人月が必要とのことで、逮捕する側もラクではないとのことです。
- 共有されているファイル数:200万程度
- ポート番号の特異点:7743番(名無しさん)
- 初期に決まるポート番号が 2^31でおさまる範囲のため、ハイポートは少ない
- ファイルを共有してる人の割合と共有してるものの素性
ファイル名などから推測してるとのことでした。
98%ってアンタ…ほとんど真っ黒じゃないですか (T T)
- Winnyユーザが多いとされているプロバイダ
全部はメモしきれなかったですが、上位5つは以下のとおり。
…メジャーなプロバイダにはだいたいいらっしゃるようです。