Subversion 1.1.0 RC1リリース
Subversion 1.1.0 RC1 が出ましたが…なんとコンパイルできません(汗)。
どうやってもすでに入ってるexpatを見つけてくれないという状態です…。
autogen.sh を実行しなおしても何やってもなんかだめっぽいです*1。
この分だと、この部分をFIXした(環境ごとに出方が違うのかもですが)RC2が近日中に出るかも。
ちなみに svn.collab.net から持ってきた最新の開発版はコンパイル可能ですが、数日前からPython bindingのコンパイルでトラブル発生してます。なんか、モジュールのDSO化で失敗。
1.1.0のリリースノートによると、新しい機能としては
- BerkeleyDBに頼らないリポジトリfsfsの採用
- シンボリックリンクのバージョン管理
svn logで追える作業履歴の種類の追加(ちょっと思い違い)- 作業履歴を追えるサブコマンドの追加
- ローカライズされたメッセージ
(日本語はやくやらなきゃ…)
というあたり。
で、改善されたのは
というあたり。
fsfsは自分の環境で試してましたが、リビジョンが上がっていくと1つのディレクトリの下にファイルの数が増えるのを除けば実にイケてます*2。
fsfsによるリポジトリは、BerkeleyDBのように1つのファイルが太っていくのと異なり、リビジョンに対応して(Change Setを格納した)ファイルとリビジョンに対応したプロパティファイルが作成されるようになります。このため、pdumpfs などでのデイリーバックアップが非常にやりやすくなり、個人的にはうれしい。
なお、post-commitなどに仕込んでコミットごとにバックアップを取得するとかいうのには pdumpfs は向きません。