技術屋が冷や飯を食ってる今日この頃
というようにしか見えないけど、正直そうなんだから仕方が無い。
ただ、技術屋が冷や飯を食わなければならないほどに成熟した業界になってるか?といわれるとそんなことはない。
こんだけ金が動く業界でありながらも、その中身については(資格や認証なども含めた)あらゆる制限/制度がない状態だったりする。
極端な話、オレが100億円のシステムを受注したり、隣のアパートの空き部屋を借りてそこでデータセンターを運営したっていいわけである*1。
が、業界〜とくに「でっかい」モンをつくったりするところ〜が成熟するプロセスにおいて、あらゆる規制や標準化、規格化などが行われることになるだろう。これは、あるモノを作るすべてのプロセスについていえることだ。少なくとも、ゼネコン並にはなるんではなかろうか、という気がする。
それでは業界が死ぬことになる、という話はあるかもしれないが、成功するか失敗するかはさておいて、一度は試みが行われるだろうとオレは踏んでいる。それも今のやり方をうまく取り入れようというムーブメントもあわせて。
で、きっとどこかはうまくいって、どこかはこける。うまくいった部分についてはリファイン/リバイスの末、何らかの標準化プロセスや標準成果物となるだろう。
そうなる前に、必要となるかもな資格や知識を洗い出しておくのは必要だろう。
*1:もちろん、入札時の制約条件を満たすことができるかどうかはまた別問題としてある