エンジニアの習性

誰とはいわないが、エンジニアを統括する立場の人にある話を聞くと、返ってくる答えがほぼ同じ傾向にあることにも気付くはず。それは、「パワフルなエンジニアの会社組織への帰属意識」に関することである。
こういう（パワフルな）人について、結構な割合で「会社組織に対する帰属意識が薄い」という感じになる。ただ、これも「どこでもいっしょな結果」というわけではなく、帰属意識の薄さは組織の大きさと周囲の人間関係にも依存するような感じだ。
ただ、巨大な組織に属するエンジニアは、間違いなく帰属意識に乏しいだろう。エンジニアという人種は、基本的には「自分のことは自分で」という人が多い*1。そうなると、そうしたくてもできない規模の企業に属する人から「帰属意識が薄れていく」のではないだろうか。

*1:少なくとも専門分野については