シンポジウム第一部の簡単な所感
一番大きいのは、法令順守のためのアクティビティや、(ゆるやかではあるものの)ガバナンスが機能してるってのがわかったあたりですかね。 以下、箇条書きみたいにw
- 自主規制のベースとしてあるのは、「あくまで『出してほしい』から、法的に出して問題ない内容とするための確認」であり、何が何でも規制したいわけではない。
- チェック基準は、みんながみんなてんでばらばらにやっているわけではない。即売会、印刷所、販売店は相互に意見を交換しあいながら、本の発行者も含め、不利益をこうむらないように指導・判断したりということをやっている。
- いわゆる商業誌と同人誌では、基準は異なる(同人誌の方が厳しい)。
- 発行者がどこまで責任をかぶる気があるか?というので、チェック結果は変わりうる(たまたまのミスなのか、わざとそうしているのか、というあたりがとか)。
- 男性向け作品のサークルよりも、女性向けサークルの方が、刑法175条関連の理解が疎い。対岸の火事的な見方をしているが、そんなわけはない(単に摘発された事例に乏しいだけ)。わいせつの定義に別に「男同士のアレは含まない」などと「かかれてるわけではない」ので…。
表現として穏当なものをチョイスしてますが、シンポジウムの中ではもう少し直接的な表現wが用いられておりますwww