wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

キャンプあれこれ

これまたこんなこと言っていいか?というのはありますが、セキュリティキャンプはその趣旨を考えると、「同程度の内容」を書いた人が複数いるならば、年齢が若いほうが選考を通過する傾向が高いといえるでしょう*1
ちょっと見方を変えるならば、高校生と大学生ではできることが天と地ほどの差があります(あくまで一般論)。僕が通っていた高校がそうだったのですが、バイト禁止(=収入源は親からの小遣いとかくらい)というところもあります。要は「その気になれば手にできる」お金の桁からして違います。
さらに、これは大半の高校生に当てはまるところだとは思いますが、よほど親に理解がない限りは、やりたいことなんて好き放題やらせちゃもらえません。オープンソースソフトウェアをあれこれする、という話がもしあったとして、確かにコンピュータの価格やネットワークの利用料金は恐ろしい勢いで下落しましたが、それでも高校生の小遣いからしたら相応に高額、ですよ。
大人が1000円、2000円という単位でする話は、高校生は100円、200円という単位で話をします。大学生だと500円、1000円かもしれないですが。
なので、知恵と勇気と要領のよさwは重要。
てなところで、高校生までであれこれやってる人ってのは、それだけでアグレッシブ認定されるんじゃないかなー。
さらにいうならば、2年目ですこーし落ち込んだけど、応募者は3年、4年と(なぜに?というくらいのペースで)増え続けてたりします。これは講師側としてはうれしいのですが、逆に「もっともっと締めてかからなきゃ」とも思ったりします。
とりとめなくなったのですが、大学生にはちと厳しいかもw
それでも挑戦してほしいと思うのは、「ほぼ全員が何らかの形で刺激を受けて帰る」と信じて疑ってないからです。その後姿が見えない(日常に取り込まれる、とでもいうのかな)という子もそれなりにいますが、きちんと姿を見せてくれて「こんなんできたぜ」とアピールする子もいたりする。
いろいろ教えた側としては、そういう形でやった内容を昇華させてくれるのが一番うれしかったりするわけです(そしてそれもモチベーションの維持向上につながる)。
ほんとに「やる気はあるけどわからない」のであれば、自分からあれこれ情報をあたるなりしてほしい、てのが本音です。
最初ならともかく今は参加者も世に出てるわけなので、探せば見つかるはず。
直接聞かないまでも、「どんなことやってるのかな?」的なところは見ればわかるので、そういうところもやってほしいな、というのは講師の身勝手かなw

*1:だって「若年層のセキュリティ意識の向上と優秀なセキュリティ人材の早期発掘・育成」てあるんだもの