紙の存在を限定的にするために1〜例:プリンタの活用〜
完全に紙を消し去るのは難しい。
しかし、(情報が印刷された)紙が存在するタイミングを限定するのは簡単である。
要は、「外で紙を持ち歩かなければよい」のだw
このために必要なことは何か?というところだが、たとえば以下のような手段が考えられる。
- 印刷物が必要なところにプリンタおよび媒体やネットワーク経由でデータを読み出せる端末を置いておく
- 印刷物の元データは、媒体(当然暗号化は行う)やネットワーク経由で(ファイル送信サービスなどで)印刷内容を含んだファイルを送る
- 最初に用意してある端末とプリンタで「印刷を行う」
- 印刷の結果得られた内容(紙)については、使い終わったら廃棄する
最終的に「紙」に印刷されはするが、重要なのは以下の2点。
- リスク要因たる「紙」が、制御不能になるタイミング(要は持ち歩かれるタイミング)を減ずる
- リスク要因たる「紙」を、限定された空間でのみ存在するようにする
会社によっては、モノの出入りを制限しているところもあるとは聞くが、こういう運用を取れれば少なくともリスクの現象減少(というか低減)は図れるのではないか。