wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

BitVisorとの食い合わせを妄想するw

BitVisorは、Intel VTを用いる。このことを考えると、

  • BitVisor自体はVMX rootで動作
  • ゲストOSはVMX non-rootで動作

という感じになるだろう。
本来の用途(その機能からは、クライアント向けを強く指向しているというように見える)を考えると当然といえば当然かもしれないが

  • Linux KVM(Kernel Virtual Machine)は使えない
  • Xenの完全仮想化は使えない(VMX rootでVMMが動作するようになるため)

というあたりは気をつけたほうがいいかも。
まだ実物を触ってないのでなんともだけど、アーキテクチャや用いている機能から、BitVisorを組み合わせた場合に「使えなくなるもの」があるということも認識しておく必要がある。
これを認識しないで「悪い食い合わせ」で使っても当然動かないが、その結果「つかえねえ」となりかねないので、注意のこと。