wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

気になる記述〜マスコミからの情報が「なぜ」少ないのか

農水省からのプレスリリースに、気になる記述がありました。
例えば、「宮崎県における口蹄疫の疑い事例の8例目、9例目及び10例目の確認並びに第2回口蹄疫防疫対策本部の開催について」(http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100428_1.html)の「4 その他」には、以下のような記述があります。


4 その他
(1)口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。また、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体には影響ありません。

(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むよう御協力をお願いします。

もしかして、(2)の記述が拡大解釈されてこうなってるのか?とも勘ぐったりします。
確かに現場での取材についてはまったくそのとおりなんですが、10年前はどうやってたのよ?というのはすごく気になります。
また、現状の話とあわせて(1)の話は言っておかないと、「疫病が流行った」という事実だけが一人歩きして、それこそ風評被害ばかりが拡大するんじゃないか、という感じもしてます。

追記:
江藤拓議員のblog( http://etotaku.exblog.jp/10578709/ )より…


赤松大臣が来県。
今頃ノコノコと!との思いが強いものの、現場では厳しい非難を浴びても、それを受け止めるのが最低限の責務ですから、当然の事と思いました。

ところが、昨夜遅くに日程を受け取って愕然としました!

また県庁!
ホテルで意見交換!
関係者は宮崎市まで集合!要望なら一昨日小沢幹事長に渡してあります!

…これが本当ならば、赤松農水相は「リスクマネジメント」という言葉を知らないように思えてしまいます。
四の五の言わずに現場に行って、どれほど大変かを「主導する立場」として確認してほしいです。

つうか、与党の議員先生、誰も行ってないんじゃないの?>現場