wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

セキュリティキャンプ・キャラバン with プログラミング

日本の最北端に位置するキャンパスから始まったキャラバン、残すところは仙台と鳥取の2箇所です。
ちょっと気張りつつ、あまり気負わないで、という感じです。

事前の申込をしていただけると、事務局サイドが助かるみたいな感じです(事前配布資料は事務局(@東京)でコピーして、そのまま現地に送付するので…)。数の読みを誤ると、持っていった分だけでは配布資料が足りない(確かこれはそういう実績があった記憶がorz)ということもありうるので。

  • 2/16:仙台

セキュリティ応用を担当しますー。
セキュリティキャンプで実施した内容のダイジェスト版みたいな感じですんで、「わからねえ!」というオチは出てくるかもしれないです(汗)。

プログラミング応用を担当するです。
とはいえ、僕が話す部分は、プログラミングスキルはヘタレでも(汗)、ないものは作って自分のために動かすのは誰でもできる、という、ある意味希望に満ちたw内容です。
どちらかというと「ゼロスタートでもこのくらいはいけるんだな」という内容かなぁ。

キャラバンあれこれ&活用の仕方?

今回は、いろんな関係で全部回ってたりしますw
過去の参加者が出てくれてるところは、脅迫してお願いしてどんな感じで前後でどう変わったか?ということを語っていただいたりとか、いろいろと参考になるところはあるかと思うです。
あと、こんなことをいうと誤解されかねないのですが、過去の参加者が「もし」来たら、その人たちは「参加を認められた応募用紙の内容を書いた」ということです。キャンプに応募したけど落ちちゃったとか、参加したいけど応募用紙の内容の書き方がよーわからんという話があるのであれば、(もちろん参加した人が来たらという話になっちゃうけど)終わった後にでもとっつかまえて聞いてみる、てのは手だと思いますよ。
応募者数が年々増えてる中、毎年同じ内容や密度で選考を通ってるとは思えないですが、そういうところで顔をつないでおくと、「あとで聞ける人」を捕まえられます。オレとしては、次回の参加を(なんとなしにでもいいから)考えてる人は、お勧めと思ってたり。

キャンプあれこれ

これまたこんなこと言っていいか?というのはありますが、セキュリティキャンプはその趣旨を考えると、「同程度の内容」を書いた人が複数いるならば、年齢が若いほうが選考を通過する傾向が高いといえるでしょう*1
ちょっと見方を変えるならば、高校生と大学生ではできることが天と地ほどの差があります(あくまで一般論)。僕が通っていた高校がそうだったのですが、バイト禁止(=収入源は親からの小遣いとかくらい)というところもあります。要は「その気になれば手にできる」お金の桁からして違います。
さらに、これは大半の高校生に当てはまるところだとは思いますが、よほど親に理解がない限りは、やりたいことなんて好き放題やらせちゃもらえません。オープンソースソフトウェアをあれこれする、という話がもしあったとして、確かにコンピュータの価格やネットワークの利用料金は恐ろしい勢いで下落しましたが、それでも高校生の小遣いからしたら相応に高額、ですよ。
大人が1000円、2000円という単位でする話は、高校生は100円、200円という単位で話をします。大学生だと500円、1000円かもしれないですが。
なので、知恵と勇気と要領のよさwは重要。
てなところで、高校生までであれこれやってる人ってのは、それだけでアグレッシブ認定されるんじゃないかなー。
さらにいうならば、2年目ですこーし落ち込んだけど、応募者は3年、4年と(なぜに?というくらいのペースで)増え続けてたりします。これは講師側としてはうれしいのですが、逆に「もっともっと締めてかからなきゃ」とも思ったりします。
とりとめなくなったのですが、大学生にはちと厳しいかもw
それでも挑戦してほしいと思うのは、「ほぼ全員が何らかの形で刺激を受けて帰る」と信じて疑ってないからです。その後姿が見えない(日常に取り込まれる、とでもいうのかな)という子もそれなりにいますが、きちんと姿を見せてくれて「こんなんできたぜ」とアピールする子もいたりする。
いろいろ教えた側としては、そういう形でやった内容を昇華させてくれるのが一番うれしかったりするわけです(そしてそれもモチベーションの維持向上につながる)。
ほんとに「やる気はあるけどわからない」のであれば、自分からあれこれ情報をあたるなりしてほしい、てのが本音です。
最初ならともかく今は参加者も世に出てるわけなので、探せば見つかるはず。
直接聞かないまでも、「どんなことやってるのかな?」的なところは見ればわかるので、そういうところもやってほしいな、というのは講師の身勝手かなw

*1:だって「若年層のセキュリティ意識の向上と優秀なセキュリティ人材の早期発掘・育成」てあるんだもの