wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

サイバー犯罪条約関連で妄想

サイバー犯罪条約関連で制定されようとしている法律、なかなかトンデモ風味…。
詳細はそのださんの日記に詳しいので割愛しますが、個人的に怖いのは「幇助」の扱いがどうなるか。
例えばですが、ExploitやDoSをはじめとするプログラムの動作や解説などは、その作成や検証行為そのものが法律違反でしょっ引かれる危険性が高い(この時点ですでにトンデモなのですが)です。
ところが、A.D.200Xなどでそれらのものが公開される場合、検証/発表する当人のみならず、その場を主宰する団体/代表者までもが「幇助」ということでしょっぴかれる危険性があります。
ここまで来ると、すでに「言論の自由」レベルの話にまで話が発展する可能性がありますねぇ。
ちうか、これ、すげぇナンセンスだと個人的には思うんですが…。


第一  不正指令電磁的記録等作成等の罪の新設等

 一  人の電子計算機における実行の用に供する目的で、人の使用する電子計算機についてその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせる不正な指令に係る電磁的記録その他の記録を作成し、又は提供した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処するものとすること。

どうでもいいんですが、プログラムって…
意図したとおりに動くのではなく、書かれたとおりに動く

んですよ?
もしかして、日本中のプログラマを全員取り締まるおつもりですか?>取り締まる方面の方々