wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

オープンソース開発者ってなんだろ

オープンソースという言葉を開発した(というんかな)は、Eric S Raymondですが、ここでいってるのは「オープンソースなソフトウェアの開発者」という意味ととりました(あたりめーか(汗))。
もにょ氏の日記きたさんのツッコミを見てると、どうもなぁ…という感じがする。
非常に個人的な考え(暴言ともいう)だが、

  • (最終的には)コードを書かないとソフトウェアは完成しない

誰が書くかという問題はあるけど、結局はコードを書かないと、どんな簡単なソフトウェアも完成しない。だからといって、

  • コードを書いていれば(実装さえしていれば)ソフトウェアは完成する

とも限らないのである。それが何らかの目的をもったソフトウェアであればなおさらだ。

通常、ソフトウェアを書く際には、そのソフトウェアがどのような目的を達成するか(というか、ある目的を達成するために必要なソフトウェアの機能はどのようなものがあるか)についての検討が入るはずだ。

検討が具体化し、設計を行い、実装をして、そして試験、リリース、バグフィックス(メンテナンス)というようになる。これはソフトウェア本体の話であり、ソフトウェアの「動作」には関係ないドキュメントは、また別途作られる。この作成のタイミングはさまざまだが、最低限のmanとかはソフトウェアが作成された時に出来てることもあるし、それこそTUTORIALやFAQのようなものは、リリースされてある程度使われると出てくる類のものもある。

開発をするということは、ソフトウェアの動作に関係あるなしにかかわらず、それらに関係するプロセスと成果物に関わることであろう、とオレなんかは思っている。

少なくとも、日本人向けのドキュメント作成とリリース、そして各種検証等の実績を考えると、もにょ氏は立派に開発者だと思うけどな*1

*1:むしろオレの方が何もしてません(あたりまえか(苦笑)