なんでCVSじゃいけないの?/なんでCVSなんか踏襲するの?
ちょっととあるところで見たので…。
大半の疑問は、「Subversion 批判に対する反論」という文書を読むことによって解消されるでしょう。
もっとも、文書量が多すぎて読む気がしないという人もいるかもしれませんので(汗)、簡単に自分の理解の範疇でリファクタリング(なのか?)。
- Subversionは構築が面倒だ
すんません、これは(どっかで書いた気がするけど)DeltaVの実装として使おうとするとチト面倒ってだけっす。
構築が面倒なのは(多分)今だけでしょう。それこそ「使いたい人」は、
使えばいいだけです。
個人的な経験で言わせてもらえば、Windowsでのインストールが一番使いやすい(使うだけならば)でしょう。
- なんでCVSを真似るんだ?
外(svnコマンドのインタフェース)はCVSを真似てる部分はあるでしょうけど、中身は別物というのが正直なところです。別物というのはちょっと違うかもしれないです。
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- CVSのよいところは取り入れる
モデルとしては優れている
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- CVSの劣っているところは改善する
実装として不十分な部分があったので、それをなおす
- データベースバックエンドは危険すぎる
DBファイルが破損したらという危惧はありますが、バックアップはそのために取るものですし…というのが正直なところ。
むしろ、サーバが稼動するプラットフォームで扱えるファイルシステム(ああ長い…)の制限に依存しないでファイルを扱えるという点を考えると、個人的にはメリットが大きいと思います。
ただ…リポジトリファイルはネットワーク経由でアクセスされるファイル(NFSなどを想定していると思われます)にはしないでくださいというのは同意。確かに危ないわ…*1。
*1:「Subversion 批判に対する反論」の最後の方に「懇願するような感じで」書かれてます(汗)