wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

日本の技術者はどこに消えたか?

ええと、別に消えたわけじゃないです。ただ、技術者が技術者として仕事しづらい環境に追い込まれているだけかなと。
あと、よしおかさん自身は以下のように述べられている。


日本のメインフレーマは、OS開発者やコンパイラ開発者やRDBMS開発者の雇用をほとんどできなくなって、その技術者達をSIの現場や営業やらに配置したが、技術立国たる日本はそれでいーのか?
ごもっともだが、このあたり、「SIの現場」に投入された技術者はまだ幸せである。だれかが作った製品や技術をベースにしているとはいえ、それをさらにどうするという余地が(多少なりども)あるからだ。
よりきついのは、開発者たる素養と実力、実績を持った人たちを処遇しきれず(もしくはその実力と実績に見合った処遇として)マネージャーとして遇したり、もしくは営業として遇したり、およそ彼らの適性からはかけ離れているのではないか?というところに再配置をしている。これについては、適材不適所という変な造語を以前作って揶揄ったことがあるが…。

で、これらは「OSやコンパイラDBMSやその他ミドルウェア」などを「開発した経験がある」エンジニアについての話だ。オレの世代(30代中盤〜後半)あたりが一番微妙だが、これより若い世代になると、前述の「開発者連中」からスキルの継承を行えなかったという、有る意味「悲惨な」現状がある。これについては、段落を変えて説明しよう。