wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

やられっぱなしじゃいないだろう/磨けオンリーワン

id:marqueさんの不安に対する答えがまさにこの一言だとオレは思ってます。
正直なところ、ソフトウェアについては明らかに輸入超過状態というようになってます。要は日本から出るものは微々たるもので、日本に(米国から)入ってくるものが圧倒的に多い、ということ。ちなみにハードウェアについては、米国からじゃなくって生産拠点からダイレクトに入ってくるものが大半のため(PCとかね)、米国からの輸出という話にはなってません。お金はUSにも落ちるけどね。
現状で言うならば、正直この差は絶望的なものです。ただ、これらのソフトウェアやハードウェアはいわゆるコモディティといわれるものになっていくでしょう。
ところが、このコモディティなものが国外から来るものでいいのか?という議論がなされているのも事実です。
別に米国発のものが悪いと言うわけではなく、自前で判断して使ってる分にはそれでいいわけです。問題は、「ソリューション」を持ってくることで、エンジニアの裁量や判断が入り込む余地が限りなく少なくなっているというように見える部分。実は判断するポイントは山のように有る。ソリューションの中ではなく、そのソリューションに行き着くまでの間に。
このあたりを判断せずに盲従して使っている人は、個人的には今後淘汰されていくだろうと思っています。もしくは淘汰されないまでも、あくまでone of themというようになってしまい、埋もれていくようになるかな、と。
オレなんかは、周囲にオンリーワンを持っている友人知人が多かったので、ムチャクチャ恵まれてたといえます。その人の処遇はともかくとして、あるとないとでは大違い。オンリーワンを磨け、という感じかなぁ…。個人としてやれるのは。