「アルゴリズムの勉強は“やさしく賢く”」---U-20プログラミング・コンテスト入選作品発表
やっと出ました(METIからのリリース(PDF))。
審査委員として予備審査、一次審査、最終審査と対応させていただきましたが、どれも苦労と工夫がしのばれる秀作です。
やっと出たので、オレなりの所感を。
あたりまえ(?)ですが、以下の作品はさしあたってU-20プロコンワークショップで触ることが可能です。作った方々も、この日は説明のためにいるはず。
- Dodge Logic
プログラムを作って何かを対戦させるという話は、以前にもTerrarium*1で実現されてますが、Dodge Logicは見た目シンプルに、かつ直感的にアルゴリズムの書き方を学習させる(そしてできたアルゴリズムを対戦させる)ことが可能になってたり。
過去にもいろんなアルゴリズム(というか、フローチャートの描き方?)入門を見てるけど、ピカイチ。
どんな勉強なり研修なりでもいいんだけど、まず「つかみ」が大切。これで失敗すると、後での挽回は(苦手意識もあいまって)とっても困難。まず「おもしろい」と思わせるのであれば、これは成功かなぁ。
- STrike
リアル音ゲー楽器練習ソフト。
記事中の写真はポーズではなくホントに弾いてます。
伴奏ありの演奏(うまいか下手かはさておく)という感じだけど、練習といいつつもちゃんと聴けるものに仕上がってるのが不思議、つうかすげえ。
- Cyan(さいあん)
プログラミング言語。
あまりに特徴的すぎるというか、作者のこだわりが強烈に現れた実装。
だからといって、使いにくいかといわれるとそんなことはない(とオレは思った)。
- ぼくの村
とにかくシンプルかつ面白い。
で、絵がかわいいw
「あの肉」にかぶりついてる男の子の画像が妙にアタマに残ってますw
*1:今は、Terrarium 2.0になってる模様