U-20プロコンワークショップ、どうやって進行のネタを仕込んだか?
一部で妙にウケてた気がしないでもないプロコンワークショップですが、U-20プロコンワークショップの概要だけでは、どう仕込んだか?が見えない気がしたので、勝手に補足。
- ディスカッションの進行を仰せつかったのがすべてのトリガ
- 19人(受賞作品の関係者)+3名(過去の受賞者)+9人(審査委員)全員を一度に語らせるのは無理ぽ
- 参加者全員は(団体作品もあるので)無理にしても、「自分らも参加してる」と感じてほしかった
- 個人参加はその当人を、団体参加はその場で(話をしてくれそうな人を)指名
- 「若手(参加者)+先人(審査委員)で、思うところを語ってもらう」というスタイルを取りたかった
- 当然だけど、そこにいる参加者の方々に、何か持ってってもらいたかった
こういう感じのトピックが頭に浮かんで、ライトニングディスカッションとでもいうような手法を使ったわけです。南治さんを巻き込んだのは、なんか楽しんでもらえそう&楽しくなりそうだったから。つうか、巻き込まれてくれてありがとうございますー><
以下、要求条件ですが…
- 持ち時間は1時間ちょい
- 登場人物は(複数人いるグループは、そこから一人チョイスするとしても)23人*1
ものすごくアバウトですw
ここから、上記のような意図(というか意思)をもって、かつトラッドなパネルの形式を踏襲しようとすると
- 登壇は5人が理想だよねぇ
- テーマを考えれば、もう少し多くてもいける(というよりは、作品のジャンルが若干偏ってるから、テーマの選び方によっては登壇人数が多くなっちゃうか)
- 人数考えると、テーマ4つくらいかなぁ
という感じになるわけで。
あまり無理やり感を出したくなかったので、受賞作品に沿ったテーマを3つ+過去の受賞者が共通して語れる(&今回の受賞者に役立つ)テーマを1つ、という感じでFIX。
ピンポイントにテーマを絞ることで、面白い発言を引き出せればと思ったものもあれば(楽しいプログラミング(言語))、少しテーマを広めに取りつつ、現役のゲーム開発者とのやりとりを楽しんでもらえればと思ったものもあるし(楽しいゲーム開発)、アバウトなようでいてそれなりに(足りない)アタマを使った結果です(汗
結果として、情報化月間の記念行事の中では(相応に)盛り上がったほうになるんじゃないかなー、とか(勝手に)自画自賛していたりw
もともと情報化月間の参加者層としては、プロコンワークショップの参加者は平均年齢低めなんですが、そんくらいあってもいいんじゃないかなー、とか思ってたり。
反省は、あまり客席にお話を振り切れなかった点だけど、これは次回以降の課題ですかね*2。
あと、本当は事前に「各登壇者にテーマを伝えて、話す内容を考えてもらう」のが筋だと思うのですが、それをやれる時間的余裕があまりなく、結果として登壇者の人の力量に(ある程度)お任せすることになっちゃいました*3。水準以上の論客が多かったのもあって助かりましたが、ここも反省点かな*4。