wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

セキュリティ&プログラミングキャンプの開催の意義

講師陣の末席を汚す身ではありますが、開催の意義、そしてMETIなりIPAなりの費用を投入する意義について、考えを巡らせなかったことは一度としてありません。
私なりに考えている最大の理由は「情報セキュリティに寄与する人材」「優れたソフトウェアを開発できる人材」は、日本の国際競争力向上(国益に資する)という観点から重要である、というところに尽きます。
裏を返すならば、「国益に資すること」を念頭に置いた「セキュリティ」や「プログラミング」に関する強みを発揮できる人材を発掘できるのであれば、継続的に実施を行う意義はあるといえます。
ただ、「国際競争力向上」は、誰が費用を出すのか?というところによって性質は変わります。国費を投入するのであれば国益に資するのは当然ですし、それ以外のところが費用を投入(投資)するのであれば、投資する企業/団体の意図を反映されるべきものになります。