wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

昨年までのキャンプから何か変わったことはあるか?

いろいろと公開されるまで確約はできないけど,昨年度までの話でごたごたしていたような話は出来る限り発生しないように,関係各位による働きかけが行われ,(私とかが出来る範囲ではありますが)働きかけ,講師陣と議論を行い,コトを進めてきたり.その結果,昨年のように五月雨で(応募に関する内容に直接影響する)内容の更新が頻繁に行われることがないようには出来たつもり.内容の更新があるとしたら,応募に関する内容には直接関係しない部分(より充実した実施内容にしていく部分)くらいかな,と感じている.
例を挙げると2011年度の募集は,2011年6月27日〜7月11日と,これまでの中でも最短の募集期間となってしまい,応募してくださった方々にはいろいろとご心配をおかけしたことと思うし,2012年度の募集は,当初は5月30日〜6月25日で,期限延長して7月9日までという感じで(一見)期間長く見えるけど,いろいろと情報追記や差替えが何度かあって,すべての情報がFixされたのが6月21日と,これまた応募してくださった方々には(程度の差はあれど)混乱をさせてしまったと感じていたりする.
今年はそういうことが最小限で済むように,昨年の(夏の)キャンプが終わってから関係者間での議論や調整を重ねてきた….

以前書いたキャンプ応募ネタから何か変わったことはあるか?

2011年度まではセキュリティコースとプログラミングコースがあったけど,2012年度はセキュリティのみになってしまったという違いはある.でも,「セキュリティだからプログラミングに係る要素は扱わないよね」というような変な思い込みは排除して臨んでいる.そのあたりは,2011年度に設置した各クラスごとの設問に色濃く表れているというのが,私の見立てである.
で,僕が以前書いたキャンプ応募ネタから何が変わっているか?という話だが,本質的には何も変わっていない.
但し,キャンプを取り巻く状況は,2011年から比べてもかなりかわっている.

倍率が上がった〜2012年度で7倍超え

2012年度は,セキュリティのみを題材にしているキャンプでの40名の募集に対し,294名が集まって,競争率は7.3倍ちょいなわけで*1,倍率で言うと過去最高になってしまっている.
コースとかクラスごとの偏りを考慮しない単純倍率を算出すると,以下のようになる*2

  • 2004年度:約2.5倍
  • 2005年度:約2.3倍
  • 2006年度:約3.7倍
  • 2007年度:約5.3倍
  • 2008年度:約5.6倍
  • 2009年度:約6.0倍
  • 2010年度:約5.2倍
  • 2011年度:約4.5倍
  • 2012年度:約7.3倍

2011年度が特に少なかったのは,単純に応募期間が短かった影響が出ていると認識している.しかもただでさえ短い募集期間にもかかわらず,応募内容に直接関連する情報のアップデートが行われ,応募内容をまとめきれなかった人が多数出た,というのが真相ではないだろうか?と考えている.

*1:応募人数で言うならば,2009年度の368人がこれまでの最大.但しこの時は,プログラミングコースも併設しており,全体では60名の募集(参加は61名)と,倍率は6倍ちょい

*2:参考:http://www.security-camp.org/outline/

倍率が上がったことを踏まえて,以前書いたキャンプ応募ネタから何か変わったことはあるか?

繰り返すけど,本質的には何も変わっていない
一応,大切なところを再掲しておく.これは別に,キャンプに限らず何らかの問いかけをされた時の回答を行うとき全般の心得だとオレなんかは感じている.


その設問をした人(=選考する立場の人)が何を聞きたいのか、何を応募者に語って欲しいのか、そういうことを考えて、自分ならどうする、とか自分はこうした、とか自分はこう調べて試してこういう結果を得た、とかいう話を、設問に合致する形で書いて欲しい。願わくば、選考する側の人たちがそれを理解できる形で書いて欲しい。

なぜこんなことをまた再掲しているか?というと,「できている人があまり多くない」から.
いっぱい書いてあるけど何を主張してるかわからない,あまりに簡潔過ぎて何を言ってるのかわからない,こういう回答は,それだけでマイナスの印象を与えます.倍率が高くなると,この傾向は顕著に現れます.
なので,きちんと考えて書いてほしいわけです.

これから公開されるであろう2013年度の概要や応募を受けて,また何か書くかも…ねw