wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

クローズドな場の継続とオープン性の確保

オレがPort139との接点ができたのって、ちょうどIPトンネルについてあれこれ調べて実用に供する範囲が分かってきた段階で、風のうわさに「IPトンネルについてなんか議論が」的な話が出てきたのを聞いたのがきっかけですね。
Port139MLの敷居は十分に低いもの(悪い意味じゃなくって)であり、「発言する人」のモラルは十分に高いものだったかと思います。
しかしながら、そこに集約され、流通する情報ってのは「悪の情報」であるというようなレッテルが貼られかねず、じゃ、「そういう情報の流通はまかりならぬ」というような風潮が出てきた現状ではどう対処していくべきなのか?というあたりが悩ましい。

…このあたりは、これまでの議論のおさらい。

ここでの選択肢はいくつかあるけど、ある程度のリスクをヘッジしつつもこれまで出てきてるのが

というあたりですかね。
当然、それぞれの議論の中で問題点や課題を出してるものもあったりしますが、

  • 新規に参加する人がコネクトしづらい(顔見知りや紹介方式)
  • ↑ほどじゃないにしても、若干の敷居増(トレセン方式)
  • 敷居は低いけど、リスクの想定&事前対処ができない(問題あるやつははじく)

アーカイブや情報の公開をすることを前提に考えると、どの方法を取っても「事後のリスク」というのは出てきちゃう。
しかしながら、公開しないといわゆる「オープン」ではなくなってくる(このあたり、どうあればオープンか?という議論が必要な気もするけど…)気がします。

どっかの人が大事件起こしちゃって、挙句に「どこそこの情報(オープンなコミュニティ発の情報)を参考にやってみました」とか言われちゃったりすると、もうそれで大騒ぎだったり。そんな風評を起こさせない(誰かが言ったところで「いや、そんなことはない」と言い切れ、かつそれを世論に支持していただける)だけの強固な基盤が必要なのかもしれない(長い目で見たら、多分必要なんだろう)。

そこに手をつけることこそが、たりきどんの言う「先に考えなきゃいかんのは声のでかい馬鹿をどうにかすることだろうが。」というあたりにつながるのかな、と思ってみる。結局、これまたたりきどんの言うところの「訴えたら消し飛ぶだろみてえに舐めてかかられるのはうぜえ」ってのはそのとおりなんですよね。

…相当長くなったので、いっぺんここで切ります。