wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

匿名に関する議論に対する雑感

最近こういうの多いな(w
全部コメントに対する反応です。
一応。

まず、教祖様の話は、双方が相応の理をもって対話を行える場合にのみ適用可能な論ではあると思います。「我を通そうとする強者 vs それに異を唱える弱者」という構図では、ちょっとムリ筋かなーとも思える。
間違っちゃいけないのは、全面的にrejectでもなければ、全面的にacceptでもないというあたりですね。議論の種としてはよいと思いますが、それがオーソライズされるとはちょっと(オレには)考えづらい。

どちらかというと、id:hoshikuzuさんの論の方が(私には)受け入れられるものですね。一応、私なりにhoshikuzuさんの意見は読み取ったつもりです。
「然るべき資格を持った人が、然るべき(正当な)目的のために『のみ』匿名(仮名)と実在の関係を知ることができる(そしてその関係付けは、その目的の完遂のために『のみ』使われ、その前後において関連しない目的のためには行使されてはならない」という解釈ですが。

sarasaさんの「非を認めないよー」というのは、なんともですねぇ。いや、そのとおりなのかもしれないですが、少なくとも、真の知識人であれば「自分の非を認め、論を再考する」くらいの器量は求められると思ってます。専門用語を駆使して煙に巻くというのは、その対極に行く行動だと思ってますが(この時点で某氏は(オレの中では)知識人ではない(少なくとも知識と経験をもって業務に従事するプロフェッショナルではない)と認定してます。

また、sapo_saposenさんの話はまさにそのとおりとしかいいようがないですね。
もっとも、「卑怯者」と罵倒しなければならない(する動機)にもよるとは思います。罵倒しないまでも、指摘の上で正当な批判を受ける、というのは、相応の理由があってのことだと思ってますから。